近況報告
活動報告【1月】
2024-02-01
寒暖差の激しい日が続いています。気温の急降下から冷たい雨や雪になる事があるかと思います。皆様お身体に気をつけてお過ごしください。
元旦に新年会を行いました。役職者の挨拶で始まり、ジュースやお酒で乾杯をし、昼食にはおせち料理を召し上がっていただきました。一部のご利用者は「お酒が飲めて嬉しい。ゆっくり味わって飲みます。」と職員に嬉しそうに話しをされておりました。
施設内に、手作りの神社を設置しました。恒例になりつつある正月行事「おみくじ」を引いて喜ばれたり、音に反応して踊る獅子舞の人形を笑顔で眺めていたり、一年の始まりを楽しく過ごしていただきました。職員一同、皆様の今年の健康とご多幸をお祈りいたします。
リハビリの歩行練習では、平行棒内を何往復も挑戦する方、長い廊下の歩行練習に取り組んでおります。訓練の結果、安定して歩けた時「嬉しい」と笑顔で話される方もいらっしゃいました。塗り絵は、素敵な配色でとても丁寧に塗り上げる方が多く、施設内へ飾らせていただいています。昼食前にリハビリの一環として軽体操や口腔体操を行っています。口腔体操では発声練習や早口言葉を行っており、頬や舌、口周りの筋肉を動かすことで唾液がよく出るようになり、食べ物など飲み込みやすくなるので、誤嚥やムセ込みの予防になります。
今年もヒヤシンスの水耕栽培を行っております。満開になった花を飾り「いい色だね」「いい匂いだね」と話されていました。また、ホーム喫茶では、外の景色を眺めながら、お好みの飲み物でケーキをめしあがっていただきました。
デイルームのテレビで大相撲初場所を観戦しました。相撲好きのご利用者が集まり、山梨県甲府市出身の力士「竜電」をみんなで応援しました。
1月に誕生日を迎えられるご利用者の撮影会を行いました。ヘアメイク中に何度も鏡をのぞき込み「綺麗になった、良くなった。」とご自分の姿を確認されているご利用者や、鏡に映ったご自分の姿に手を振るご利用者もいらっしゃいました。撮影後は他のご利用者や職員に披露してくださり、嬉しそうな姿を見せていただきました。
東京都社会福祉協議会の「永年勤続功績者」表彰が行われました。永年に渡り、社会福祉事業に従事して職務に精励された職員が表彰されるもので、グリーンウッド奥多摩から調理員2名が受賞しました。
昨年度、東京都が行っている「次世代介護機器導入促進支援事業」の補助を受け、見守りセンサーや離床センサー付ベッドを導入しました。補助を受けるにあたり、他の事業所のモデルとなる施設「アドバンスト施設」を育成することを目的としたアドバンストセミナーに参加し、次世代介護機器の導入及び活用・定着に関するノウハウを学んできたところです。先日、アドバンスト施設として次世代介護機器の活用事例動画の撮影協力を行いました。今回撮影した動画は3月頃より、次世代介護機器の導入を検討している施設に向けて公開されるそうです。
今月の職員研修は解剖学研修です。今回は神経の構造について学びました。人の体にはたくさんの神経があり、「中枢神経」「末梢神経」の大きく2つに分けられています。「中枢神経」は脳と脊髄からなる神経で、全身の神経システムを統括指令しているものです。また「末梢神経」は中枢神経と体全体をつなぎ、情報の伝達を行っています。この他にも運動神経・自律神経・交感神経・副交感神経等について学びました。
研修の中で面白い話がありましたのでご紹介します。全身に指令を送る神経系統の中心的なはたらきをしている脳には、それぞれ役割があり、左脳は言語や計算力、論理的思考を司る脳で、右脳は情報を知識として認識し整理する役割を果たしています。人にはそれぞれ「利き脳」があり、手の組み方で自分の利き脳が分かるといいます。手を組んで左手の親指が下に来れば左脳派、右手の親指が下に来れば右脳派になるそうです。自分の「利き脳」がどちらなのか、気になった方はぜひお試しください。